物騒なタイトルの記事が続きますが、、、スミマセン
ゴールデンウイークがやっと終わりましたね。
連休中はどこに出掛けても人が多いし、何かにつけ値段が高くなってるし
あまり出歩かないようにしていたので、
図書館で本を借りて読んでいました。
「医療」や「介護」に関する本を読んでいたので、やっぱり「死に方」
をますます考えることになってしまいました。
以前から「石飛幸三」先生の 「平穏死のすすめ」
「長尾和宏」先生の 「平穏死10の条件」を読んで
いろいろ思うことがありましたが、
今度は「近藤誠」先生の本を見つけました。
医者に言われるままに、受ける、検診や、治療に疑問を持ち、
独自の考えを何冊もの本で主張し続けた方です。
今回読んだ本は
「医者が言わないこと」
「最高の死に方と、最悪の死に方」 という本です。
近藤氏の主張は、「がんの手術は寿命を縮めるだけ」
「抗がん剤は効かない」
「がんは本物とがんもどきに分かれる」
「がんの臨床試験には不正がある」
「健康診断やがん検診が、無意味どころか、むしろ有害。」
「健康な人に見つかる病気は治療しないほうが長生きできる」
「高血圧症治療やコレステロール値を下げる薬は飲まない方が良い」
など、賛否両論ある主張ですが、
私は、確かにな~・・・と納得できるものが多くありました。
私も歳をとってからの「抗がん剤治療」は苦しんで受けても、多少寿命がのびるだけだ
から受けたくないと思う。
父も母も「がん」で亡くなっているから、がん検診を勧める人もいるが
いっさい行ってない。
私は、ピンピンコロリもいいけれど、何の前触れもなく急に死んでも
周りが大変やろし、自分も「あーなんの準備もしてなかったー」と
しばらく魂が残っているとしたら、そう思うやろうな(ありえへんか・・・)
なので死ぬなら「がん」がいいな、、、と思うようになりました。
だって、死ぬ準備ができるから。
体が動くうちにやりたいことをして、
家族に伝えたいことをちゃんと伝えて、
死んだあとは、誰々に連絡して、葬儀は家族だけでと伝え
息子達には、
「親のせいでいろいろ苦労をかけて悪かった」
「こんな親やけど、皆やさしく立派な大人になり感謝している」
と思いを伝えることが出来る。
延命治療は一切しないで、点滴もいりません。
痛みや苦しさが出てきたら、躊躇なく「モルヒネ」で鎮静し
眠らせて下さい。
そういう思いを意識あるうちに伝えたいと思います。
万が一急に倒れて意識がない状態や、認知症で判断力が落ちた場合にそなえ
事前の意思表明書(リビング・ウィル)を書いておこうと思います。
ちなみに 近藤誠氏は、2022年に、仕事に向かうタクシーの中で具合が
悪くなり、病院に搬送されましたが、すぐに亡くなったそうです。
虚血性心不全でした。
希望通り、心肺蘇生術などの延命治療は施されなかったんでしょう。
自分の望み通りの死に方が出来たようですが、、、73歳・・・
ちょっと早すぎましたね。でも本望でしょう。
まあ 私は、まだまだ死にそうにはないので、
これからもおひとり様生活を楽しんでいこう~♪