10月から新しい職場に勤務となった。
地域に根差した複合施設
1階は「地域交流スペース」
地域の方どなたでも利用できるカフェがあり
催し物会場として利用できたりする憩いの場所となっている。
2階は「サービス付き高齢者住宅」
60歳以上の方は介護度に関係なく(自立でも)入居できる賃貸住宅
3階は「小規模多機能型居宅介護」
介護保険適用のサービス「訪問介護、デイサービス、ショートステイ」)を一体的に
利用できる場所(月額制で市内在住の方が利用できる)
4,5,6階は「地域密着型特別養護老人ホーム」
要介護3以上の方で、市内在住の方のみ入居できる施設
私は「地域密着型特別養護老人ホーム」でケアマネ兼介護職として勤務する
ことになった。
初日はオリエンテーションと介護技術研修で一日が終わった。
同時に入職した方がいて2人で、施設長直々に講義、実技研修だったが、
今更介護技術なんて・・・「知ってるし~」て思ってた。
実際最初は
「シーツ交換してみてください」だったから、
同期の方(介護経験者)と二人で楽々こなし、
「さすがですね」と褒められた。
だが、次からの「移乗、移動介助」「起き上がり介助」からは目からウロコ!だった。
青山式 楽ワザ介護
まずいつもしている通りにして見せたところ
「間違いではありません、よくわかっておられるけど、もっと楽な方法がある」
とのことで、見せてもらった方法が、
介助者の腰の負担をなくし、人間の自然な動きを理解した上での力を使わない介助
「抱えない」「持ち上げない」「掴まない」が原則
いろいろな方法があるがそのネーミングも面白い
・イナバウアー
・大車輪
・スーパートランス
・ハネムーントランス
文章で説明するのは難しいので、一部動画があったのでリンク張ります
イナバウアー(脇から下に入り込みお尻を浮かす)
ハネムーン(お姫様だっこで膝に乗せる)
何度も練習してコツを掴めば腰は楽になるかもしれないけど、膝はどうかなぁ?
体が前かがみにならない人や、介護に抵抗ある人なんかは無理かもしれないけど、
介助方法の一つとして、自分の引き出しがまた増えたと思う。
介護歴 約13年。まだまだ勉強やなぁ~
2日目からは、母体の大きな施設でケアマネ業務の研修。
これまでいろいろな施設を経験してきたけれど、
しっかり社員教育を行う、なかなかいい施設だと思う。
もうこれで最後の職場にしたい!
老体に鞭打って頑張ろ(笑)💦