ほっしーのおひとり様を楽しむブログ

おひとり様でも楽しく元気に! 健康になるための情報と、介護職の経験談も書いていきます

介護士のつぶやき2 認知症の方への虐待

神戸の病院で虐待発覚

また認知症の方へのひどい虐待が発覚しました!

神戸の病院での夜勤中に、トイレ内でホースで水を掛けたり、ベッド下に監禁したり

して、スマホで動画まで撮っていたという!

虐待していたのは、6人の仲良しグループ「反応をみるのが面白かった」という。

 

なんて情けない!!! 

 

介護施設でも何度も虐待ニュースがあがる。

 

「だから介護士は底辺の仕事」なんて言われるんだ。(今回のは看護師か介護士はわか

 らないけど)

とても悔しいです。志の高い介護士もたくさんいるのに。

 

介護も看護もとてもしんどい仕事で、ストレスも溜まります。

特に認知症の方のお相手は疲れます。

自分が心身ともに健康でなければ、やさしい気持ちで介護もできません。

 

 認知症の困った言動

認知症の方はいろいろな困った不適切行動を起こします。

 

以前は「問題行動」と言われていましたが、今は問題行動という言葉は使わなくなり、

周辺症状やBPSDと言うようになっています。それは何故か?

いろいろな不適切な行動には意味があり、それを考えた対応をすることで、

その行動は改善されることがあり、むやみに押さえつけたり、説得したり、

間違いを指摘して教え込もうとすると、かえって混乱し、状態を悪化させることになる

ということがわかってきたからです。

 

30年くらい前までは、認知症も「ボケ」「痴呆」と言われて、「ボケてしまったら何

もわからなくなる」と非人間的に扱っていた時代もありました。

今は認知症になっても、適切な援助を受けることによって、自宅や施設で穏やかに過ご

すことができるようになってきました。

 

認知症の方は対応次第でずいぶん変わる、ということを私もいろいろ体験しました。

 

施設勤務時の思い出

 

特養や老健で仕事をしていた時、いろいろな困った爺さん婆さんがいました。

 

なんでも自分のものと思い込むおばあちゃんMさん

Mさんは、他の人が持っているいろんなものを、全部「自分の物」と言い張ります。

「あの人のな、青いタオル。あれ わてのでんねん」

「ちょっと目を離したすきに持っていきよった」と言われます。

違います!と 頭ごなしに言っても、納得してくれませんし、余計にムキになられま

す。

「似てるけどあれじゃなかったですわ」

「Mさんの青いタオルは私がさっき部屋に置いときましたよ」

と言ってみましたら、

「ああ そうでっか? そんなら安心やな」と納得されました。

 

次には 他の方が歩行器に付けている花の飾り物を

「あれ わてのや! また取って行きよった」と言われる。

「ほんまですか? しゃ〜ない人ですねぇ・・」

Mさんの歩行器には施設のものであるぬいぐるみや、鈴などがいろいろ付いています。

(これも自分が家から持ったきた。と言い張っています)

「Mさん いっぱいかわいいの持ってはるから、一個くらいあげときましょか? かわ

 いそうやし・・」

「そやな しゃ〜ないからやっとくわ」

「Mさん やさしい!ありがとね」

これで、満足げです^^

 

なんか 嘘つきですが、、嘘も方便 とにかく気を悪くしないように納得してもらうこ

とが大事ですからね・・・

こんどはどう言って納得してもらおうか??

いろいろ考えるのも面白い。

うまくいったら、「よっしゃー!」とこっちも快感だしね。

なかにはハッキリ「違います!ダメです!」と取り上げるひともいますが、、私はでき

るだけ怒らせたり悲しい顔をさせたりしたくない。

介護士の腕の見せ所。とも思うんですよ。

そうすることで、介護も楽になる。

 

なかなか一筋縄ではいかない難しい方もおられますが、いろいろ工夫して、出来るだけ

認知症の周辺症状を悪化させないようにして、介護者も虐待に走らないようにしてほし

いと思う。

でも今回のニュースは、介護者が疲れてイライラしてやった、というより、皆で面白が

ってしたっていうところが許せない!

 

これ以上介護士の地位を下げるな!!と言いたい。 私怒ってます!

 

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